社会福祉法人豊田みのり福祉会は１月４日、豊田市中根町にある特別養護老人ホーム豊田みのり園の館内に手作りの神社を設け、入居者らが初詣を楽しみました。これは、初詣に出かけることができない入居者に神様に新年の願い事などをしてもらおうと同園が行ったもので、午前・午後合わせて約１００人がお参りをしました。
　同園の館内に職員が手作りした手水舎、お賽銭箱、絵馬、おみくじなどを準備。入居者は密にならないよう順番にお参りし、絵馬に願い事を書いたり、おみくじを引いたりして笑顔を見せるなど、初詣を楽しんでいました。同園の細井健次生活相談員は「かつて出かけていた初詣を館内で体験してもらうことで、１年間元気に過ごしてもらいたい」と話していました。

写真＝神社にお参りする入居者