ニューストピックス

長期出荷に向け継続指導 イチゴほ場巡

2023.01.13

 JAあいち豊田いちご部会は1月13日、ほ場巡回指導会を開き、JA営農指導員らが同部会員のイチゴハウスを巡回しました。今年度は夏の日照不足や大雨など気温の変化が大きく生育が心配される時期もありましたが、部会員の日々の栽培管理で品質の良いイチゴに仕上がっています。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA営農指導員らが豊田地域と猿投地域の部会員の栽培ハウス7カ所を巡回しました。ほ場を観察しながら、病害虫防除のための予防散布や草勢状況を見て、電照時間の調整など今後の栽培管理方法を部会員と話し合いました。同普及課の鈴木暁生主任専門員は、「12月以降の気温は平年並みで生育は順調だが、乾燥した気候が続きハダニやうどんこ病の発生が懸念される。今後もほ場をこまめに観察し、被害を未然に防いでほしい」と話していました。
 同部会は16人の農家が約240アールで「紅ほっぺ」「章姫」「ゆめのか」「とちおとめ」を栽培しています。今後も、6月上旬までの長期出荷に向け、ほ場巡回を通じて指導を継続していきます。

 

写真=生育状況を確認し話し合う部会員ら