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来季の収穫に向けて 地域密着で栽培指導 JAあいち豊田高岡営農センター

2023.01.11

 JAあいち豊田高岡営農センターは1月11日、「令和5年産小麦青空教室」を開き、麦栽培農家とJA職員ら合わせて14人が参加しました。これは品質の良い小麦を作るために行っているもので、今後の病害虫対策や追肥、雑草対策などを指導しています。
 この日は、同センター近くの前林町のほ場で教室を開きました。JA営農指導課の職員が気候や生育状況などを踏まえ、2023年産の栽培管理を説明しました。「近年、うどんこ病や赤さび病の発病で品質に影響が出ている。被害を最小限に抑えるため、適宜予防、防除をしてほしい」と話していました。今後も適宜ほ場巡回をし、6月上旬に収穫を迎える予定です。
 同JA管内では、うどんなどに加工される「きぬあかり」とパンなどに加工される「ゆめあかり」を栽培。昨年は930ヘクタールで、約4095トンをJAあいち経済連などに出荷しました。

 

 

写真=小麦の苗を見ながら指導するJA職員(右)