ＪＡあいち豊田は確定申告の相談業務で職員の資質向上を図り、相談をスムーズに行うために必要な知識を習得するため、豊田市西町にある同ＪＡ本店ふれあいホールで豊田税務署主催の所得税等確定申告研修会を開きました。１月２３日と３０日に開催し、組合員の相談にあたるＪＡ職員約２００人が参加します。
　１月２３日は、同ＪＡ管内の豊田税務署職員が「令和４年分所得税等の確定申告の留意事項」等について約３時間かけて講義しました。
　ＪＡは組合員サービスの一環として、農業所得や不動産所得がある組合員を対象に、臨時税理士の許可を受け、ＪＡ職員が補助者となって確定申告相談を行い、毎年２月中旬から下旬にかけてＪＡ管内の各地で確定申告相談会を開いています。昨年度は２１４８件の確定申告相談を受け付けました。また、今年度からは半分程度をｅ－Ｔａｘでの電子申告手続きに切り替え、事務の効率化に取り組む予定です。総務部総務課の窪田慎也課長は「必要な知識を身に着け、丁寧に対応し、寄り添ったサポートを行うことで、組合員の負託に応えたい」と話していました。

写真＝熱心に研修を受けるＪＡ職員