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定植前の土づくりを学ぶ JAあいち豊田なす部会

2023.01.26

 JAあいち豊田なす部会は1月26日、豊田市西町にあるJA本店で令和5年作に向けた全体研修会を開き、新規加入の部会員4人を含む部会員をはじめ、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員ら合わせて50人が参加しました。
 この日は、同農業改良普及課の森本杏子主任が、部会員の土壌診断結果をもとに、診断した10項目の説明や数値を適正範囲内にするための対処法を詳しく説明しました。ほかにも、栽培暦の説明や土壌消毒のやり方を動画で紹介し、部会員らは熱心に話を聞いていました。JA営農指導課前田有美さんは「研修会の内容を参考に、4月から始まる定植に向けた土づくりを行い、今年も良質なナスの栽培に取り組んでほしい」と話していました。
 今後は、3月に栽培1、2年目の生産者のほ場を巡回し、ほ場の状況や準備の進み具合を確認します。定植後は、6月上旬から11月ごろまでの収穫時に毎月、地区ごとに巡回を予定しています。
 同部会は、44人の部会員が所属。栽培するナス「筑陽」はボリュームがあり消費者や市場からも好評で、豊田市の学校給食にも使われています。今年度は、約165トンを豊田市場などを中心に出荷しました。

 

 

写真=説明を熱心に聞く部会員