ニューストピックス

スイカの育苗 定植前の生育は順調 JAあいち豊田猿投西瓜部会

2023.02.14

 JAあいち豊田猿投西瓜部会は、2月下旬からはじまる定植に向けてビニールハウスで育苗作業を進めています。2月14日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課やJA営農指導員が部会員の管理する育苗ハウスを巡回し、生育状況を見ながら今後の栽培管理などを確認しました。
 同部会では販売価格を少しでも有利にするために、市場に出回るスイカが比較的少ない6月上旬の出荷開始を目指し、毎年この時期から育苗・定植を始めています。この日は、豊田市上原町や御船町、亀首町などにある部会員の育苗ハウス5カ所を巡回し、病気の有無などを確認。ハウス内の温度・湿度管理も的確に行い、霜の影響や病気などもなく順調に生育しています。営農指導課の山岡勝宏課長補佐は、「温度管理と病気の発生に注意して、定植にむけて元気な苗を育ててほしい」と話していました。今後は、定植後のほ場巡回を3月下旬に行う予定です。
 昨年は、部会員8人が合わせて約7.2ヘクタールでスイカ「祭りばやし777(スリーセブン)」を中心に栽培。名古屋市や豊田市の市場へ約357トンを出荷しました。

写真=ハウス内の苗の生育を確認する部会員ら