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イチゴ品評会で酒井由美子さんが金賞 豊田市農産物ブランド化推進協議会

2023.02.17

 JAあいち豊田と豊田市などで組織する豊田市農産物ブランド化推進協議会は2月17日、同市広路町にあるイオンスタイル豊田で豊田市農林畜産物品評会「いちごの部」を開きました。農家選りすぐりのイチゴ4パック1セットを1点とし、全6点を出品。厳正なる審査の結果、豊田市畝部東町酒井由美子さんが金賞を受賞しました。
 品評会は生産者がお互いに競いながら品質・生産向上を目指し、より良いものを消費者に提供するとともに地元農産物のPRと消費拡大を目的に開いているものです。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員や市場関係者、同店店長など合わせて5人が審査員を務めました。審査員は、糖度や食味、熟度や形状、粒そろい、色などをひとつひとつ確認しながら丁寧に審査しました。結果、銀賞は同市渡刈町の中嶋徳幸さん、店長賞は同市桝塚東町の都築勇二さんが受賞しました。同農業改良普及課の鈴木暁生主任専門員は「今年は天候に恵まれ、糖度が程よくのった良い仕上がりになっている。今が旬のおいしいイチゴを皆さんも味わってほしい」と話していました。
 同店では、この日に合わせて店舗の入り口付近にイチゴの特設売り場を設置し、来店者にPR。また、品評会に出品されたイチゴの一部は、同市梅坪町の児童養護施設「梅ヶ丘学園」に寄付されました。
 同JAいちご部会が栽培したイチゴは「とよたのいちご」として地域内外の多くの消費者に人気を得ています。今年度は16戸の農家が約240アールで「章姫」「とちおとめ」「ゆめのか」「紅ほっぺ」を栽培し、出荷は6月上旬まで続く予定です。

 

 

 

写真=出品されたイチゴを審査する審査員