ＪＡあいち豊田は３月１３日、豊田市西町のＪＡ本店で太田稔彦豊田市長から農業振興にかかる要望書の回答を受け取りました。ＪＡは、昨年１０月に同市に６項目にわたる要望を提出。行政と連携して地域農業振興を進めるため、ＪＡの農業振興に関する取り組みや計画を行政に伝えています。
　この日は、太田市長をはじめ、同市農政関連部署の職員が同ＪＡを訪問しました。ＪＡは石川尚人代表理事組合長ら６人が出席。石川組合長が同市長から直接回答を受け取りました。今年度は、肥料価格高騰による農業経営への影響を緩和するための支援や、中山間地域農業の維持・活性化に向けた取り組み、農家の労力削減と若手農業者の営農意欲向上を目指すスマート農業の推進など全６項目を要望。それぞれの項目について市職員が対応と予算への反映などを説明しました。太田市長は「食は、常に市民の関心が高く、地域農業の活性化を重要視している」と話しました。ＪＡの石川組合長は「地域農業の発展にはＪＡと行政の連携は欠かせない。今後も話し合いを続け、連携強化を図っていく」と話しました。
　同ＪＡは、農業者とともに市民が求める安全で安心な農産物の生産拡大や地産地消などに取り組んでいます。今後も、地域農業の振興に向け、ＪＡの取り組みや方針を同市に伝え、連携強化を図れるように進めていきます。

写真＝要望書の回答を受け取った石川組合長（右）