ニューストピックス

三河中山間ミネアサヒが特Aに返り咲き 豊田市長に報告

2023.03.13

 JAあいち豊田は3月13日、豊田市西町のJA本店で太田稔彦豊田市長に三河中山間米「ミネアサヒ」が、2022年産米の食味ランキングで、最高位の特Aを獲得したことを報告しました。これは、一般財団法人日本穀物検定協会が2月28日に発表したもので、2020年産に続いて2度目の獲得となりました。
 農産物などの品質や安全性を評価する同協会は、米の外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価の6項目で審査し、ランキングを毎年発表しています。ミネアサヒは、同JA管内で以前から栽培され、ほかの米と比べてやや小粒ですが、光沢と粘りがあり味も良い品種。審査の基準となるコシヒカリに比べ、晩生品種のため夏の高温の影響もなく生育し、高い評価となりました。報告した同JAの石川尚人代表理事組合長は「特AをPRして販路を拡大し、多くの人に味わってもらいたい」と話しています。
 同JAでは、中山間地で栽培されるミネアサヒを、「標高ミネアサヒ」や「山間ミネアサヒ」の名称で販売し、人気が高いです。また、赤とんぼが舞う田園風景を取り戻そうと、環境に配慮した栽培方法で作る特別栽培米ミネアサヒを「赤とんぼ米」として販売しています。赤とんぼ米は同JAのネット販売サイト「MEKIKI」で3キログラム、5キログラム入りを4月3日から販売する予定です。

 

 

 

 

写真=特A獲得を太田市長(左)に報告する石川組合長(右)