JAあいち豊田は3月13日、味平かぼちゃ生産者を対象に土壌診断説明会を開きました。4月中旬からの定植に向けて土壌の状態を確認し、良質な土づくりで高品質な味平かぼちゃの出荷を目指します。
この日は、生産者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA営農指導員ら合わせて12人が参加しました。生産者から2月に回収した土壌を使って、pHや腐植など10項目の分析をJAあいち経済連土壌診断センターに依頼しました。その結果に基づき、同農業改良普及課の森本杏子主任が改良資材などを説明し、バランスの良い土づくりの重要性を伝えました。また、JA営農指導員が栽培日誌の記入方法を説明して、生産者は熱心に聞いていました。同農業改良普及課の森本主任は、「雨などで作業が遅れることも想定して、早めの土づくりを心がけてほしい」と話しました。
同JAは、卸売業者と契約して味平かぼちゃを出荷。8人の農家があわせて約36アールで栽培し、5トンの出荷を目標としています。小売店からの要望が高い2~3Lサイズ(1玉1.7キログラム前後)のカボチャを中心に7月中旬から出荷する予定です。
写真=説明をしっかりと聞く生産者ら