ＪＡあいち豊田の子会社で葬祭事業を行う（株）ＪＡあいち豊田サービスは３月２８日、豊田市小川町で家族葬専用やすらぎホール朝日ヶ丘の竣工式を行い、同社石川尚人社長をはじめ地元関係者、ＪＡ役職員や工事関係者など合わせて２４人が出席しました。組合員やＪＡ利用者の信頼に応え、心のこもったサービスをモットーに安心して利用できる葬祭事業を進めるために工事を行ってきました。
　同ホールは、２０２２年２月に閉店したグリーンセンター朝日ヶ丘跡地に建てられ、同市の中心市街地の組合員や地域住民、利用者のニーズからこの場所に建設しました。新型コロナウイルスの影響など、時代の変化とともに家族葬の需要が増えてきたため、家族葬専用として建設しました。現在、同ＪＡ管内には５つのやすらぎホールがあり、６つ目となる朝日ヶ丘は初めての家族葬専用ホールとなります。鉄骨平屋建てで、床面積は１８７．７５平方メートル。上質なお別れ空間をコンセプトに、祭壇と施設内の随所に豊田市産の間伐材を使用するなど、ＳＤＧｓを意識した造りとなっています。
　竣工式で石川社長は、「家族葬専用ホールとして、利用者が快適にすごせる上質な空間となっている。真心をこめてお別れの場を提供したい」とあいさつしました。
　今後、同ホールで４月８日からの２日間、内覧会を行い、４月９日にオープンします。

写真＝同ホールの竣工式に出席する石川尚人社長ら