ニューストピックス

令和5年度農業研修入講式/援農ネットみよし

2023.04.08

 みよし市は4月8日、同市打越町にある緑と花のセンターさんさんの郷で、援農ネットみよし令和5年度農業研修入講式を開きました。持続可能な農業の実現と市民参加による農業振興を目的に、2013年から農業研修をしています。今年度は26人が入講しました。
 研修は、野菜栽培を始めたい人向けの農業ふれあいコースと、就農に必要な農業の基礎を学ぶ就農者育成コースの2種類で、JAあいち豊田が職員を派遣し農業研修の指導をしています。
 この日は、入講生をはじめ、小山祐みよし市長やJA石川尚人代表理事組合長ら合わせて36人が出席しました。小山市長は「農作物を作る喜びを感じながら楽しく農業と向き合ってほしい」と話していました。また、石川組合長は「農業の面白さやすばらしい感動を体感してほしい。農業情勢は厳しいがJAとしてしっかりサポートしていきたい」と話しました。式後は、各コースに分かれて研修を始めました。就農者育成コースでは、センターの敷地内にある畑でスイートコーン「ゴールドラッシュ」の定植をしました。受講生で役割分担をして定植器を使って苗を植えたり、土を被せて水やりをするなど、和気あいあいとした雰囲気で作業は進みました。受講生の1人は「いろいろな種類の農作物が経験できて勉強になります。生育がたのしみです」と話していました。
援農ネットみよしは、農業従事者の高齢化と後継者不足、担い手不足による農地の遊休化などの解消に寄与しています。

写真=スイートコーンを定植する受講生ら