JAあいち豊田甘長ピーマン部会は4月17日、豊田市松平志賀町にあるJA松平営農センターで定植講習会を開き、今年定植する苗を配布しました。注文があった苗は自根苗と青枯病対策の接木苗合わせて1035本。定植作業は4月下旬から始まる予定です。
この日は、部会員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA職員ら合わせて18人が参加。同農業改良普及課の西山彰宏主任専門員が病害虫対策やかん水など、定植後の栽培に関する注意点を説明しました。同部会の上田忠義部会長は「講習内容をよく聞いて、品質の良い甘長ピーマンを出荷してほしい」と話していました。
部会は25人が所属し、大振りで曲りの少ない「松の舞」を栽培しています。1袋150グラムと軽量で、1袋からJAへの出荷が可能なため、高齢者や女性でも取り組みやすいです。今後は部会員の畑を巡回・指導して、6月中旬から10月下旬まで出荷する予定です。
写真=苗を受け取る部会員ら