JA高橋テラスゆうきの会は4月23日、豊田市高橋町にあるJAあいち豊田高橋テラスで子ども食堂を開きました。食事の提供を始めた昨年6月から、参加者は延べ680人を超えました。この日は、地元の高校生もボランティアで参加し、五月の節句や誕生日会などで子どもたちを楽しませました。
この会は、高橋テラスで第1・第3火曜日に開催する軽トラ市に出店しているグループのひとつで、安心安全な街づくりや、未来を担う子どもたちの心と体の健全な成長・発達を願い、2021年4月から子ども食堂を始めました。当初は新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、食材を提供するフードパントリーとして行っていたが、昨年6月から食事の提供を始めました。ゆうきの会の会員が栽培する農作物も食材として提供しています。
この日のメニューはボルシチと焼うどん、おにぎり、抹茶プリンで、ボランティアで参加する元看護士や栄養士が集まった食材をもとにメニューを決めています。初めてボルシチを食べた子どもは「今日のメニューで一番おいしかった。楽しかったからまた参加したい」と話しました。この会を主催するゆうきの会代表の鈴木重嗣さんは「子どもたちが笑顔で楽しむ姿を見られてうれしい。これからも、活動を続けられるよう地域の方とともにがんばりたい」と話しました。この子ども食堂は、毎月第4日曜日に開催し、春にはこいのぼり、夏には七夕を飾るなど、地元文化の季節に合わせたイベントや誕生日会などで参加者に好評です。
写真=提供された料理を食べる子ども