ＪＡあいち豊田は４月２５日、みよし市明知町にあるＪＡあいち豊田みよし施設園芸支援センター（ＭＧＭＩ～恵み～）で産直部会員向けに産直レベルアップ研修会を開きました。この研修は栽培から出荷調整までの一連の作業を学び、農家の栽培技術と所得向上を目指します。
みよし施設園芸支援センターでは、ＪＡあいち豊田の産直プラザやグリーンセンターに出荷している産直部会員を対象に、売れ筋の農産物や出荷が少ないものなど販売に有利な品目を研修で学び、出荷数を増やしてもらうことを目的に開いています。この取り組みは昨年度から始めて、今年で２年目となります。春夏野菜、秋冬野菜の２コースがあり、それぞれ１０～１５回の講義・実習を行っています。
　この日は、春夏野菜の「カリモリ、地這いメロン栽培コース」の７人が参加し、ＪＡ職員の伴野洋明主査が苗の定植作業の講義をしました。講義後は、みよし施設園芸支援センター所有のハウスで実践して、かん水のタイミングや量など細かな質問にも丁寧に回答しました。今後は、５月中旬に整枝や受粉作業の講義を行う予定です。
　みよし施設園芸支援センターは、施設園芸の研修所としてＪＡとみよし市が連携し２０１９年４月に開講しました。農作物に最適な生育環境を作り出すシステムや袋培地栽培などの最新技術を使い、野菜のハウス栽培が学べる研修所で、この地域で就農する農家を育成します。

写真＝カリモリを定植する産直部会員ら