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味平かぼちゃほ場巡回/生育順調/防除に注意

2023.05.11

 JAあいち豊田は5月10日、味平かぼちゃのほ場を巡回し、生産者を交えて生育状況を確認しました。生育は順調で、今後の病害虫対策などを話し合いました。
 この日は、JA営農担当者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員らが味平かぼちゃを栽培する8人の農家全員のほ場を巡回しました。定植日や定植本数を聞き取り、生育状況やうどんこ病など病害虫の有無を見て防除のアドバイスをしました。農業改良普及課の森本杏子主任は、「今後は病害虫等の発生が懸念される。注意してその都度防除してほしい」と呼びかけました。

 7月上旬から収穫を始め、貯蔵性の向上やデンプンの糖化を促進させるため、1週間から10日程度風通しの良い日陰で乾かして出荷します。
 味平かぼちゃは果肉が厚くて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴で需要もあり市場評価の高い品種です。卸売業者と契約して味平かぼちゃを出荷しています。今年は8人の農家があわせて約36アールで栽培し、5トンの出荷を目標としています。2~3L(1玉1.7キログラム前後)サイズを中心に7月中旬から出荷する予定です。



写真=生育状況を確認する生産者ら