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病害虫被害を最小限に抑える/イチジク栽培研修会/JAあいち豊 田いちじく部会

2023.05.23

 JAあいち豊田いちじく部会は5月19日、豊田市上郷町にあるJA上郷営農センターで栽培研修会を開き、部会員へ今後の栽培管理の説明をしました。上郷地区で栽培研修会を開くのは3年ぶりで、いちじく部会員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA職員など合わせて29人が参加しました。
 この日は、農業改良普及課の鈴木暁子技師が今後の栽培の注意点などを資料をもとに説明しました。年によっては被害が多く出る可能性もある病害虫の防除方法を特に注意深く解説しました。鈴木技師は、「雨がほどよく降りいい気候が続き、生育は順調。しかし雨や風が強すぎると病気が発生しやすくなるため、よく観察し病害果などを見つけたら早めに処分するようこまめに管理してほしい」と話しました。今後は、ほ場巡回などを行い8月の初出荷を目指す予定です。
 いちじく部会は、45人が合わせて6.5ヘクタールでイチジク「桝井ドーフィン」「サマーレッド」を栽培しています。昨年は名古屋市場などに約71トンを出荷し、今年も同量の出荷を目指します。

 

 

写真=熱心に話を聞く部会員ら