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赤とんぼ米の田植え体験/ラグビー選手も参加

2023.05.23

 豊田市・みよし市・JAあいち豊田で組織される豊田・みよし環境保全型農業推進協議会は5月20日、豊田市花沢町の田んぼで特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」の田植え体験を開きました。今年は、豊田市・みよし市などを拠点地域とするラグビーチーム「トヨタヴェルブリッツ」の選手も参加し、この地域の米と環境に配慮した農業をPRしました。
 これは、JAが進める環境保全型農業を一般消費者に知ってもらうことが目的で、この日は、15家族46人の親子と2022年12月からパートナーシップ契約を締結したトヨタヴェルブリッツの伊尾木洋斗(いおき ようと)選手と崔凌也(ちぇ るんや)選手が田植えを体験しました。参加者らは、田んぼの泥に足を取られながらも手で1株ずつ丁寧に植え、「お米作りは大変。でも、おいしいお米ができるのが楽しみ」と話していました。
 「赤とんぼ米」は、赤とんぼの生態と環境に配慮して栽培するお米で、農薬の使用量は愛知県の慣行基準5割以下、化学肥料の窒素成分量は5割以下に減らし、手間をかけて一般米との差別化を図っています。
 出荷を始めて今年で8年目。24人の農家が約17ヘクタールで「赤とんぼ米」を栽培しています。今年の出荷量は約73トンを予定しています。今後は、「生き物観察会」や「稲刈り体験」などの農業体験を通して、農業の大切さを学んでいます。

 


 

写真=田植え体験をする参加者ら