ニューストピックス

地元農産物を学校給食へ/バレイショ目ぞろえ会/JAあいち豊田 馬鈴薯部会

2023.05.25

 豊田市の学校給食用を中心にバレイショを栽培するJAあいち豊田馬鈴薯部会は5月22日、豊田市上原町にあるJAあいち豊田猿投営農センターでバレイショの目ぞろえ会を開きました。部会員をはじめ市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員など合わせて18人が参加しました。今年の生育は例年通り順調です。
 この日は、部会員が持ち込んだバレイショをサンプルに出荷規格を説明。今年から農家の作業効率と所得向上のため1玉100グラム~260グラムの規格を学校給食に出荷し、それ以外は地元の市場へ出荷します。部会員に生育状況を聞き、出荷開始日を調整しました。農業改良普及課の西山彰宏主任専門員は「収穫の適切な時期を過ぎると芋が肥大しすぎて空洞化する。しっかり見極めて収穫してほしい」と部会員に呼びかけました。今年は25日から出荷する予定です。
 馬鈴薯部会は、猿投地域・小原地域・足助地域の農家11人があわせて64アールでバレイショ「男爵薯」「キタアカリ」を栽培しています。今年は約5トンの出荷を目指します。
 JAあいち豊田は行政とともに地産地消を推進し、主に学校給食へ出荷することで、次代を担う子どもたちに新鮮で安全な地元農産物を供給する取り組みに力を入れています。

 

 

写真=出荷規格を確認する部会員ら