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6月出荷に向けてアドバイス/甘長ピーマンほ場巡回指導会/JA あいち豊田甘長ピーマン部会

2023.05.29

 JAあいち豊田甘長ピーマン部会は5月29日と30日、豊田市松平・藤岡・小原・旭地区で甘長ピーマンのほ場巡回指導会を開きました。毎年、定植して1カ月経ったこの時期に巡回を行い、栽培環境や生育状況などを確認し今後の栽培方法のアドバイスをしています。
 30日の午前は、松平地区の2カ所のほ場をまわり、JA職員らが定植日や定植本数、生育の調子などを聞き、栽培状況や病害虫の発生状況を確認しました。現状、病害虫の被害はほとんどなく、茎もしっかりしているため生育は順調です。6月中旬から出荷する見込みです。営農担当者は「定植時の農薬がきれるとアブラムシが発生しやすくなる。防除を徹底してほしい」と話しました。今後は、6月に目ぞろえ会をし、10月下旬まで出荷できるよう定期的に栽培指導をする予定です。
 甘長ピーマン部会は25戸の農家が甘長ピーマン「松の舞」を栽培しています。甘長ピーマンは果肉が厚くやわらかで、トウガラシ類だが辛みが少ないのが特徴です。1袋150グラムと軽量で、1袋からJAへの出荷が可能なため、高齢者や女性でも取り組みやすいと人気の作物です。

 


写真=熱心に話を聞く部会員ら