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行政と協力し農業をPR/とよたエコフルタウンで「赤とんぼ米」栽培

2023.05.30

 JAあいち豊田は環境に配慮した農業の取り組みを知ってもらうため、豊田市元城町にある「とよたエコフルタウン」で行政と協力し、特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」を栽培しています。  
 今年は5月30日に施設内にある田んぼで、JA営農相談課職員と豊田市職員が協力し、田植えを行いました。また、田んぼの横には「赤とんぼ米」について記載した看板を設置し、栽培の取り組みを来場者に紹介しています。今後はJA指導の下、施設の職員が管理し、9月末に稲刈りを行う予定です。
 豊田市役所企画政策部未来都市推進課の松井大河主査は「中山間地の取り組みをここで行うことにより、都市と山村の共存をPRすることができる。うまく伝わると嬉しい」と話しました。
 赤とんぼ米は、豊田市の中山間地域で栽培するミネアサヒを農薬の使用成分や化学肥料に含まれる窒素成分を愛知県の慣行基準より5割以下に削減して作る特別栽培米のことです。近年急激に数を減らした赤とんぼ(アキアカネ)をはじめ、生物に配慮した栽培方法を取り入れ、自然との調和を目指して赤とんぼ米と名付けました。

 

 

写真=苗を植える豊田市職員ら