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水稲除草剤の効果比較試験確認/JAあいち豊田

2023.06.06

 JAあいち豊田は6月6日、豊田市中町の水田で新しい除草剤の検討会を開きました。
 JAが水稲農家向けに作成する栽培こよみで使用している除草剤が5年経過したことから、次に水稲栽培こよみに採用する除草剤の効果について検討しました。
 この日は、営農指導員、営農アドバイザー、経済連、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、農薬メーカーが参加しました。水田に1平方メートルに区切った試験枠を10ヵ所設け、事前に雑草を植えこみ除草剤を散布。5種類の除草剤で試験しています。試験開始から約1ヵ月後のノビエやクログワイなどの雑草の残り具合や、稲への薬害の有無など配布された除草剤枠試験報告書を見ながら効果を確認しました。JA営農相談課の宇野達也課長は、「除草効果の安定性や、稲など環境への安全性、価格条件を踏まえて次年産の薬剤を決めていきたい」と話しました。
 この除草剤試験は、JA管内8地区で行い、今後も経過観察していきます。

 

 

写真=除草剤の効果を確認するJA職員ら