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いよいよ出荷本番/ナス「筑陽」目ぞろえ会/JAあいち豊田なす部会

2023.06.09

 JAあいち豊田なす部会は6月9日、豊田市高崎町にある豊田市公設地方卸売市場でナス「筑陽」の出荷目ぞろえ会を開きました。部会員25人が参加し、出荷規格などを確認しました。今年も順調な生育です。
 この日は、なす部会員のほかJAあいち経済連や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員ら合わせて42人が参加し、市場関係者が他産地の出荷状況を説明しました。その後、サンプルのナスを見ながら、曲がりなどの形状や傷の有無、色沢の良さなどの品質を確認し出荷規格を統一しました。なす部会の杉本善紀部会長は、「体調管理に気を付けながら、生育管理にも注意し出荷作業を進めてほしい」と話しました。また、農業改良普及課の森本杏子主任は、今後発生する台風対策として排水ができるか確認をし、枝の誘引をするように部会員へ呼びかけました。
 なす部会は44戸の農家が2.82ヘクタールでナス「筑陽」を栽培しています。6月中旬から管内の地域ごとに出荷が始まり、約5カ月にわたる長期間で145トンの出荷を予定しています。出荷するナス「筑陽」はボリュームがあり消費者や市場からも好評で、豊田市内の学校給食にも使われています。

 

 

写真=出荷基準を確認する部会員ら