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収量1100トン増を見込む/小麦目ぞろえ会/JAあいち豊田園芸農産課

2023.06.16

 JAあいち豊田園芸農産課は6月16日、豊田市高岡町にある高岡営農センターで令和5年産小麦目ぞろえ会を開きました。今年は例年より気温の上昇が早かったこともあり、昨年より約1100トン多い約5200トンの出荷を見込んでいます。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員やJA職員ら合わせて24人が参加しました。農産物検査員の資格を持つJA職員の登録検査員13人が管内5地区で収穫したサンプル25個を形質や色などを確認しながら等級鑑定しました。JA営農生活部の柴田力行部長は「今年は、降雨により収穫作業が思うように進まず農家の皆様は大変ご苦労された。収穫量が多いので、品質を確認しながら丁寧に精撰作業をしてほしい」と話しました。
 JA管内では、合わせて990ヘクタールで、うどんなどに加工される「きぬあかり」とパンなどに加工される「ゆめあかり」を栽培。今年は5月25日から収穫を始め、JAあいち経済連に出荷する見込みです。

 

 

写真=小麦のサンプルを見て鑑定するJA職員