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水稲青空教室を54会場で開く/中干し作業にむけて溝切機実演/JAあいち豊田営農相談

2023.06.23

 JAあいち豊田営農相談課は各地域で水稲の現地指導会を開いています。今年は6月5日~7月21日まで54会場で開き、多くの組合員が参加しています。この時期の水稲の生育状況と今後の生育予測・気象予測を共有し、高温や日照不足に負けない稲づくりの確認をします。
 6月23日、豊田市坂上町にある水田で水稲青空教室を開き、農家5人が参加しました。この日は栽培指導のほか、JA農業機械課の協力により、株式会社やまびこの担当者が中干作業時に使う「溝切機」の実演を行いました。溝切機とは、水田に溝を切り、排水口に繋げることで、排水や中干しがスムーズとなり、作業効率がはかどるものです。作業効率向上と労力軽減を目指し、農家へ溝切機の導入を進めています。水稲青空教室に参加した農家は「きれいに溝ができ、時間短縮にもなる。溝切機を採用するか前向きに検討したい」と話しました。
 今後も、JA営農相談課・農業機械課は品質の高い米づくりのサポートができるよう青空教室を通じて伝えていきます。

 

 

写真=実演中の溝切機の動きを見学する青空教室参加者