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玉伸び抜群/味平かぼちゃ出荷スタート/目ぞろえ会/JAあいち 豊田

2023.07.04

 JAあいち豊田は7月4日、豊田市上原町にあるJA猿投営農センターで、果肉が厚くて甘みが強くホクホクした食感が特徴の「味平かぼちゃ」の出荷目ぞろえ会を開きました。今年は、晴天と雨天のバランスが良く玉伸びが進み生育は順調です。出荷は13日から始まる予定です。
 この日は、生産者をはじめJAや愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員、JAあいち経済連職員ら合わせて13人が参加しました。出荷規格を確認し、生産者が持ち寄ったサンプルのカボチャを使い、キズの有無などの外観、色合いや腐りがないかを見ながら等級を説明しました。また、収穫まで病害虫の発生が心配されるため、適宜防除するよう呼びかけました。農業改良普及課の森本杏子主任は、「収穫は適期を逃すと品質に影響するため、試し切りをするなどよく確認してほしい」と話しました。収穫した味平かぼちゃは、貯蔵性の向上やデンプンの糖化を促進させるため、1週間から10日程度風通しの良い日陰で乾かして出荷します。
 今年は8人の農家が36アールで味平かぼちゃなどを栽培する。小売店からの要望が高い2~3L(1玉1.7キログラム前後)のカボチャを中心に7月中旬から8月下旬まで契約先に出荷し、県内スーパーなどに並ぶ予定です。今年は5トンの出荷を見込んでいます。

 

 

写真=出荷規格を確認する生産者ら