ＪＡあいち豊田は７月３日、豊田市西町にあるＪＡあいち豊田本店でスイートコーンの出荷目ぞろえ会を開き、生産者や愛知県農林水産事務所農業改良普及課、ＪＡ職員らあわせて１８人が参加しました。今年のスイートコーンは病気や害虫による被害も少なく、品質の良い出来となりました。ＪＡは中山間地から平坦地までの多様な地形を生かして、段階的なは種で長期間の出荷をしています。７月５日から出荷が始まり１０月下旬ごろまで続く予定です。
　この日は、生産者が持ち寄ったサンプルを使って、収穫のタイミングや出荷時の注意点、出荷規格を確認しｍした。スイートコーンは旬が短く適期を逃すとしなびを生じて粒がへこむことがあるため、収穫時期を見極めるのが大事です。農業改良普及課西山彰宏主任専門員は「気温が高くなり病害虫が発生しやすいので防除に努めながら、倒伏しないよう強風対策をしてほしい」と話しました。
　スイートコーンは、小さな面積でも栽培ができ初期投資が比較的少ないです。また、水田から転作が可能で連作障害も少ないことから、毎年秋に、次年作に向けた栽培希望者を募集しています。今年は１６人がＪＡ管内で「ゴールドラッシュ」と「おひさまコーン」を栽培しています。ＪＡの産直プラザやグリーンセンター、産直市場いこまい若林などで販売する予定です。

写真＝サンプルのスイートコーンを使い出荷基準を話し合う生産者ら