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8月の出荷へ期待/イチジクほ場巡回/JAあいち豊田いちじく部会

2023.07.12

 JAあいち豊田いちじく部会は6月30日から7月19日までほ場巡回指導会を行っています。出荷前のこの時期に生育状況を確認して、出荷を始める時期や収量を予測することが目的です。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員とJA営農アドバイザーらが、部会員立会いのもと、全員のほ場へ出向き指導を行っています。今年は雨もほどよく降り、枝の伸びや果実肥大が進み、8月の出荷に向けて生育は順調です。
 7月12日は、豊田地区9カ所のイチジク農家を巡回しました。ほ場ごとに葉や幹の状態を見ながら病害虫の有無や管理方法などの生育状況を確認。部会員からの質問に対し1つずつ回答しました。農業改良普及課の鈴木暁子技師は「今年は果実のつきや大きさは良好。高品質維持のため、今後も病害虫の防除を徹底してほしい」と話しました。
 いちじく部会は、45人の農家が6.5ヘクタールで品種「桝井ドーフィン」「サマーレッド」を栽培しています。昨年は71トンを出荷し、今年も同量の出荷を見込んでいます。

 

 

 

 

 

写真=生育状況を確認する部会員