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桃・梨専門コース修了生と研修生が研修状況を報告/豊田市農ライフ創生センター「桃・梨専門コース」

2023.08.03

 JAあいち豊田と豊田市が共同運営する豊田市農ライフ創生センターは8月3日、豊田市西町にある豊田市役所で同センター「桃・梨専門コース」を受講する修了生4人と研修生1人が、同コースでの取り組み内容や現在までの成果を市長らに報告しました。修了生が育てた桃(川中島白桃)を太田稔彦豊田市長とJA石川尚人代表理事組合長、羽根田利明市議会議員へ手渡しました。その場で試食も行い、自慢の桃を味わいました。
 「桃・梨専門コース」は、2019年に開講し、市内の桃と梨農家が里親農家となり研修生を受け入れ、農業技術や地域とのかかわり等を指導します。研修生は2年間の研修後に独立自営を目指します。
 修了生1期の杉本泰祐さんは「里親から技術を学び成長することができた。これからも丁寧な栽培を心がけていきたい」と話し、里親農家代表の磯村嘉美さんは「困った時はいつでも相談してほしい。将来的に桃や梨農家を引っ張ってもらいたい」と話しました。
 「桃・梨専門コース」は、県内有数の桃と梨の産地として維持していくために、これからも桃・梨農家、JA、豊田市が一体となって担い手の育成に取り組んでいきます。

 

 

 

 

写真=太田市長らに桃を手渡す修了生と研修生