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桃シーズン最後の目ぞろえ会/「ゴールデンピーチ」出荷へ/JAあいち豊田桃部会

2023.08.18

 JAあいち豊田桃部会は8月18日、豊田市四郷町にあるJA選果場でシーズン最終品種となる桃「ゴールデンピーチ」の目ぞろえ会を開きました。雨が少なく高温が続いたが、例年通り仕上がりは良好です。8月22日から市場出荷が始まる予定で、65トンの出荷を計画しています。
「ゴールデンピーチ」は白桃とは異なり、黄金色果肉の大玉で、果汁が多く酸味は少ないです。糖度が高くマンゴーのような食感が楽しめる人気品種です。県内では、JA桃部会だけが、黄桃を共選で出荷し、38戸の農家が栽培しています。
 この日は、部会員をはじめJA職員や経済連、市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員などが出席しました。市場情勢や他産地の果物の情報を共有した後、部会員が持ち込んだ桃をサンプルに熟度や形状などの出荷規格を確認しました。
 桃部会の永田豊明部会長は「シーズン最終の桃。暑い日がまだ続くので体調に気をつけながら出荷にむけて作業をしてほしい」と話しました。
 桃部会がある猿投地域は、県内有数の桃の産地です。49戸の農家が55.1ヘクタールで9品種の桃を栽培しています。「とよたの桃」として名古屋市・豊田市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に出荷しています。各品種合わせて460トンの出荷を見込んでいます。また8月下旬には、JAあいち豊田のネットショップ「MEKIKI」で販売を予定しています。

 

 

 

写真=出荷規格を確認する部会員ら