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みよしの梨「あきづき」/主力品種の出荷始まる

2023.08.24

 JAあいち豊田は8月24日、みよし市三好町のJAグリーンステーション三好で、みよし市果樹組合梨部会で共選出荷する梨「あきづき」の目揃会を開きました。部会員をはじめ市場関係者やJA職員など20人が参加しました。今年は生育期間の降雨が多く、病気の発生が懸念されたが、その後の天候に恵まれ、熟度、糖度も十分に乗り順調です。29日から出荷が始まり、9月末まで約31トンの出荷を見込んでいます。
 梨「あきづき」は糖度が高く食味がよいのが特徴で、市場の人気も高く部会で力を入れています。この日は、部会員が梨のサンプル持ち込み糖度や熟度などを測定しました。梨を実際に見比べながら、着色の選別基準を確認し、市場出荷に向けて規格を統一しました。みよし市果樹組合梨部会の塚崎美詔部会長は「みよしの梨はおいしいといってもらえるように、食味と着色の良い梨を出荷するように心がけてほしい」と話しました。
 収穫された梨は、豊田市や名古屋市の市場へ「みよしの梨」として出荷され、JAのネットショップ「MEKIKI」でも販売します。みよし市果樹組合梨部会は12人の農家が8.5ヘクタールの畑で4品種の梨を栽培しました。みよし市で栽培する果実の総称を「甘みよし」として、産地のブランド化にも力を入れています。

 

 

写真=梨の出荷規格を確認する部会員ら