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新規部会員の加入で出荷量1.25倍増/サニーレタス栽培研修会/JAあいち豊田サニーレタス部会

2023.08.30

 JAあいち豊田サニーレタス部会は、毎年新規就農者の加入で出荷量を増やしている。2022年の出荷量は一昨年に比べて1.25倍の3.6トン。今年は4人の新規部会員が加入してさらに出荷量が増えることを期待しています。
 サニーレタスは軽量で栽培期間が短いため、比較的病害虫の被害が少なく、定植後の管理がしやすいです。そのため、新規でも栽培に取り組みやすく、新規栽培者が毎年増えています。
 8月30日は、豊田市本新町にあるJA豊田営農センターで、作付けが始まる前の栽培方法の説明や、部会員同士の情報共有を目的とする栽培研修会を開き、部会員やJA職員ら合わせて14人が参加しました。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の森本杏子主任が、は種・育苗の注意点や定植の時期、病害虫の防除方法や土壌診断結果表の見方など資料を用いて説明しました。サニーレタス部会の成田英俊部会長は「こまめなほ場の管理で良いものを出荷できるようにしっかり研修を受けてほしい」と話しました。
 サニーレタス部会は15人が所属し、サニーレタス「レッドウェーブ」や「晩抽サーフレッド」を栽培しています。11月上旬から1月下旬にかけて市場を通じてスーパーを中心に出荷しています。今年度は、約3.6トンの出荷を見込んでいます。

 

写真=説明に耳を傾ける部会員