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新規栽培者を手厚くサポート/ナスの栽培研修会/JAあ いち豊田みよし施設園芸支援センターMGMI~恵み~

2023.09.06

 JAあいち豊田は、みよし市明知町にあるみよし施設園芸支援センターMGMI~恵み~で産直部会員とJAなす部会員向けにナスの栽培研修会を始めました。研修は8月30日から始まり12月末まで週に1回開き、栽培から出荷調整まで一連の作業を学びます。農家の栽培技術と所得の向上を目指す目的です。
 これは産直施設に農産物を出荷する組合員からナスの栽培を教えてほしいという要望があり、研修受講者を募り、始めたものです。今年度は3人が参加しています。
 研修2回目の9月6日は、なす部会員の2人が参加し、JA職員の伴野洋明主査が苗の定植作業の講義をしました。講義後は、みよし施設園芸支援センターに隣接するハウスで実践し、殺虫剤の散布量など注意するよう呼びかけました。今後は、整枝と誘引の実技を行う予定です。参加した部会員の1人は「細かいことまで聞けるから勉強になる」と話しました。
 みよし施設園芸支援センターは、施設園芸の研修所としてJAとみよし市が連携し2019年4月に開講。農作物に最適な生育環境を作り出すシステムや袋培地栽培などの最新技術を使い、野菜のハウス栽培が学ぶことができます。さらなる施設園芸の拡大につなげるため、昨年度から短期の研修を取り入れています。

 

写真=ナスの定植を学ぶ産直部会員ら