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市街地で特別栽培米「赤とんぼ米」収穫/JAあいち豊田

2023.09.19

 JAあいち豊田は9月19日、豊田市中心市街地の豊田市元城町にある「とよたエコフルタウンで、豊田市と協力して栽培する特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」の稲刈りを行いました。環境に配慮した農業を多くの人に知ってもらうために栽培するもので、今年で6年目となります。
 赤とんぼ米は、農薬の量を愛知県の慣行基準5割以下、化学肥料に含まれるチッソ成分も5割以下とした特別栽培米です。豊田・みよし環境保全型農業推進協議会(JAあいち豊田、愛知県、豊田市、みよし市)が中山間地で進める田んぼの水生生物に配慮した農業の取り組みです。
 この日は、施設内にある約10平方メートルの田んぼで育てた赤とんぼ米を市職員とJA営農相談課の職員らが協力して稲刈りをしました。刈り取った稲は、約1週間はざ掛けをして乾燥後、脱穀します。精米した赤とんぼ米は、とよたエコフルタウンの催しで来場者にふるまう予定です。
 とよたエコフルタウンは、都市の先進技術と山村の原風景が共存して、持続可能な「豊かな暮らし」を目指した新たな取り組み事例を体感できる場所です。田んぼの横には看板を設置し、環境に優しい米づくりを分かりやすく伝えています。

 

 

 

写真=施設内で育てた「赤とんぼ米」を収穫する豊田市職員