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豊田東高校の生徒がJA店舗で「東のり」を販売実習

2023.09.22

 豊田市若林西町にあるJAあいち豊田産直市場いこまい若林で9月22日、愛知県立豊田東高等学校の生徒が授業の一環として、豊田東高校と永井海苔株式会社で共同開発した商品「東のり」の販売実習を行いました。豊田東高校ビジネスプラン3年生の9人が自ら店頭に立ち、直接消費者に販売したいという要望を受けた産直市場いこまい若林店が協力し、販売実習が実現しました。
 実習では商品を持ちながら店内を回って来店者に声をかけたり、売り場が目立つように高校生が作成したPOPを飾り、海苔の試食と合わせて販売を行いました。実習をした生徒は「自分たちでPOPを作成し手に取ってもらいやすい工夫をした。買ってもらう喜びを得ることができ良い経験ができた」と話しました。いこまい若林店の鈴木直幸店長は「東のりを販売することで米の消費拡大や地産地消に繋げたい」と話しました。
 この商品は、豊田東高校が永井海苔株式会社に協力を依頼し、昨年から開発を始めました。授業で海苔の知識と商品開発の考え方を学び、その後数回の授業でコンセプトとデザイン案などを決めました。中・高生の子供をもつ主婦層におにぎりに使ってもらいたいと地元三河湾産の海苔を使用した焼きのりに決まりました。パッケージにもおにぎりをデザインしました。
 「東のり」は6月の産直市場いこまい若林のオープン当初から店頭に並び、現在も販売しています。また、売り上げの一部は日本財団母乳バンクに寄付しています。

 

写真=コラボ商品「東のり」を販売する高校生