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自転車の安全運転伝える/自転車交通安全教室

2023.09.28

 JAあいち豊田共済部は9月28日、みよし市東山町にある愛知県立三好高等学校で、全国共済農業協同組合連合会主催の自転車交通安全教室を開き、豊田警察署やJA職員、三好高校の生徒ら約290人が参加しました。これは、通学や日常生活で自転車の利用が高い中高生に、自転車交通事故の危険性を理解してもらうことが目的です。
 この日は、4月から道路交通法の改正で、自転車を利用する人のヘルメット着用が努力義務化されたことを話したあと、スタントマンらがよく見かけるルール違反の実例を演じ、何を違反しているのか生徒らに質問し、自転車の基本ルールを指導しました。その後、過去に実際あった死亡事故の再現や、違反運転や飛び出しによる衝突事故やトラックの内輪差による巻き込み事故などを実演しました。また、自転車事故は被害者になるだけでなく加害者にもなる危険があると、生徒らに自転車運転の危険性を呼びかけました。
 JA三好支店の溝口司支店長は「少しの油断が事故に繋がる。今日の学びを自分事として、日頃から自転車の安全運転に心がけてほしい」と挨拶しました


 JA共済は、保障の提供と地域貢献活動を通じて健康で安心して暮らせる豊かな環境づくりのため、幼児向けのJA共済アンパンマン交通安全キャラバンや高齢者向けの交通安全教室を開くなど、様々な地域貢献活動を展開しています。また、JA共済部は、小学校新入学児童に黄色の交通安全傘を寄贈するなど、今後も地域の安全安心のため交通事故対策活動に力を入れています。

 

 

写真=スタントマンの自転車事故実演を見守る生徒ら