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農業用使用済みプラスチック類を回収/環境に配慮した取組み

2023.11.01

 JAあいち豊田営農生活部は10月14日から、組合員が使用して不要になった農業用プラスチックや塩化ビニールなどの回収を行っています。これは、組合員の営農活動をサポートし、地域環境に配慮した取組みとして毎年有償で実施しているものです。JA営農センターなど12カ所の回収場所で予約を受け付け、11月18日まで順次実施しています。
 農業資材は、ビニールやプラスチックでできたものが多く、使用後は産業廃棄物となり処分に困るため、組合員に呼びかけリサイクルや適正処理に努めています。
 豊田市武節町にあるJA稲武営農センターでは、事前に申し込んだ組合員13人が合わせて約503キログラムの使用済農業用ビニールなどを持ち込みました。訪れた組合員は「毎年ビニールなどを持ち込んでいる。自分で処分するのは大変なので助かる」と話しました。持ち込まれた資材は、リサイクル業者などで洗浄処理を行い、工業製品などに再加工されます。
 JAでは、12月に不要農薬の回収を行うなど、環境保全型農業への取組みとして今後も回収を続けていきます。

 

 

 

写真=農業用ビニールなどを運ぶJA職員