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肉厚なシイタケが勢ぞろい/シイタケの品評会/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2023.11.09

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は11月9日、出荷最盛期を迎えたシイタケの品評会を豊田市松平志賀町のJAあいち豊田グリーンセンター松平店で開きました。高品質のシイタケ8点が出品され、審査の結果、豊田市坂上町の杉山ちえみさんが金賞を受賞しました。
 シイタケ品評会は、シイタケ生産農家の栽培技術向上を目指し、より良いものを消費者に提供するとともに地元農産物のPRと消費拡大を目的に開いているものです。JA産直施設やスーパーなどで開き、品質の高い地元農産物を来店客に見てもらうことで、農林畜産物の振興と消費拡大につなげています。
 審査は、市場関係者と愛知県豊田加茂農林水産事務所職員の2人が担当。開き具合や厚みなどの外観を中心に一つ一つ丁寧に審査しました。銀賞は豊田市松平志賀町の黒柳鋼一さんが受賞しました。審査員を務めた愛知県豊田加茂農林水産事務所の職員は「今年の夏は高温が続き温度管理に苦労したと思うが、出品されたものはどれも品質が高いものばかり」と話していました。品評会に出品されたシイタケは、豊田市でデイサービスなどを行う社会福祉法人オンリーワンに寄付されました。
 松平しいたけ部会は、7人の農家が所属しています。シイタケを菌床で栽培します。昨年度は約35万パックを出荷し、一部は地元の学校給食にも使われています。

 

写真=一つ一つ丁寧に品質を見る審査員