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冬の贈り物に最適なシンビジウム/出荷準備始まる/豊田洋らん研究会

2023.11.09

 11月中旬の出荷ピークに向けJAあいち豊田管内の生産者と愛知県立猿投農林高等学校で組織する「豊田洋らん研究会」が育てるシンビジウムの出荷準備が始まりました。
 11月9日は、豊田市広美町にある倉橋園芸の倉橋幸嗣さんのハウスでも、準備作業に追われました。この日は、シンビジウムの花茎に支柱を沿わせて、出荷用に仕立てする作業や余分な葉を取り除く作業をしました。倉橋さんは「豊田市内の各家庭にひとつシンビジウムを飾ってもらえたら嬉しい」と話しました。
 今年は、16日から26日まで豊田市駅前の商業施設「コモ・スクエア」でシンビジウムと鉢植えの展示会を開催し、23日からの3日間は、JA産直プラザ「花の館」にて洋らん即売会を行う予定です。
 県下有数のシンビジウムの産地である豊田市のシンビジウム栽培は、産出額、作付面積ともに県内第2位で、出荷数量は第3位と愛知県でトップクラスの実績があります。主にお歳暮やクリスマスなどの贈答用として喜ばれ、11月中旬に出荷最盛期を迎えます。

 

 

写真=出荷に向け丁寧に準備する倉橋さん