ＪＡあいち豊田は１１月１７日、みよし市三好町にあるみよし市役所で小山祐市長に農業振興に対する要望書を手渡しました。市民が求める安全で安心な農産物等の生産拡大、直売等を通じた地産地消などの取組みを、次年度の農業予算や事業施策などに反映してもらうことが目的です。
　この日は、ＪＡあいち豊田の石川尚人代表理事組合長がみよし市の小山市長に、地域特性に応じた農業の推進についての要望として果樹産地維持・拡大に向けた支援や農業振興にかかる予算の確保などの４項目と、地域が支える食と農の推進についての要望として地産地消料理や郷土・伝承料理の普及および啓発の１項目を提出しました。石川組合長は「物価が上昇しているが農産物は価格転嫁できていない状況が続いている。みよし市の農業振興を図るため要望を政策に反映させてほしい」と伝え、小山市長は「しっかりと受け止め、希望を持てる農業のため可能な限り反映させられるよう取り組みたい」と話しました。
　今後も、地域農業の振興に向け、ＪＡの取り組みや方針をみよし市に伝え、連携強化が図られるように進めていきます。

写真＝要望書を手渡すＪＡ石川組合長（右）受け取る小山みよし市長（左）