ＪＡあいち豊田営農相談課は１１月２２日、豊田市竹町にある竹多目的ホールで土づくり研修会を開きました。これは、ＪＡ営農アドバイザーが農家の生産性を向上させるために適切な土づくりを指導することを目的に開いたものです。
　この日は、営農アドバイザーら９人が参加し、ＪＡあいち経済連肥料農薬新技術課の職員２人を講師とし、作物が深く広く根を伸ばすための土壌環境づくりを学びました。機械での土層改良方法や肥料と堆肥の適正施用分量、おすすめの資材について話を聞きました。その後、豊田市竹町にある水稲後の麦作のほ場で実際に穴を掘って土層を見ました。土の色や水分量、硬さなどから資料と照らし合わせて土壌の状態を分析しました。ＪＡあいち豊田営農相談課宇野達也課長は「今回の研修の内容を活かし、現地で農家に土作りの相談に乗れる営農アドバイザーになってほしい」と話しました。
　ＪＡあいち豊田では、今年度から営農アドバイザーを各エリアに配置し、最寄りの営農センターで総合的な営農相談に対応します。今後も営農アドバイザーの知識向上を図るため毎月１～２回研修会を開き、さまざまな面から組合員をサポートできるよう努めていきます。

写真＝土の性質を学ぶ営農アドバイザーら