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実演しながらブドウ剪定を学ぶ/JAあいち豊田高岡ぶどう部会

2023.11.27

 JAあいち豊田高岡ぶどう部会は11月27日、部会員を対象にブドウ剪定講習会を開きました。剪定は次作に向け、棚面の有効利用や樹勢調節、作業性の向上などが目的です。毎年樹木の休眠期に講習会を開き、ブドウのさらなる品質向上に努めています。
 この日は、部会員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員など12人が参加しました。豊田市中田町にある林和宏さんのほ場で講習会を開き、剪定の順序やポイントなどを学びました。部会員同士で分からない事や不安に思っていることを話し合い、情報を共有しました。その後、余分な枝をはさみで切り落とす剪定作業を実践しました。農業改良普及課の鈴木暁子技師は「落葉病にかかった枝を適切に処分して、次年度に病気を引きずらないよう剪定をしてほしい」と話しました。
 高岡ぶどう部会は、11戸の農家で構成され総面積105アールで育てています。今年は市場に、「デラウェア」を2482キログラム、「巨峰」を1040キログラム出荷しました。

写真=剪定作業を実践する部会員ら