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競いながら品質向上を目指す/豊田市農林畜産物品評会「冬の部」/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2023.12.14

 JAあいち豊田や豊田市などで構成する豊田市農産物ブランド化推進協議会は12月14日、豊田市西町のJA産直プラザ店頭で豊田市農林畜産物品評会「冬の部」を開きました。JA猿投白菜部会とJAサニーレタス部会の会員が丹精込めて栽培したハクサイ8点とサニーレタス10点が出品されました。審査の結果、ハクサイは豊田市青木町の新谷孝二さん、サニーレタスは豊田市宮町の加藤政幸さんが金賞に選ばれました。
 この品評会は生産者がお互いに競いながら品質向上を目指し、より良いものをより安全に消費者に提供するとともに、農林畜産物の振興と消費拡大を目的に開いているものです。
 この日は愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課や市場関係者らあわせて4人が、形や色、そろいなどの項目に沿って一つ一つ丁寧に審査しました。ハクサイの銀賞は豊田市亀首町の梅村賢次さん、サニーレタスの銀賞は豊田市河合町の児玉賢一さん、銅賞に豊田市上挙母町の川上典男さんが選ばれました。審査した農業改良普及課の小竹博之専門員は「どちらの農産物も状態が良く、審査が難しかった。金賞に選ばれたハクサイは、形やそろい、しまりが良く、色がしっかりとついていた」と話しました。品評会に出品された農産物は豊田市滝脇町にある「笑いの家ショートステイセンター」に寄付する予定です。
 猿投白菜部会は13戸の農家が黄芯系品種のハクサイを栽培、今年度は645トンの出荷量を見込んでいます。サニーレタス部会は14人が所属し、サニーレタス「レッドウェーブ」や「晩抽サーフレッド」を栽培しています。今年も昨年と同様に約3.6トンの出荷を見込んでいます。

写真=厳正に審査する審査員ら