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地元の大豆で味噌作り/30年以上続く伝統行事/JAあいち豊田女性部

2024.01.15

 JAあいち豊田女性部三好支部は1月15日、みよし市三好町にある三好体験料理教室あぐりんで、手作り味噌を作りました。これは、自分好みの味噌を作るため、毎年1月中旬から2月中旬にかけて行われる人気の女性部活動の一つです。
 この日は、部員ら4人が地元産の大豆「フクユタカ」を12キログラム使い4樽の味噌を作りました。4日間で、合わせて21人が1樽10キログラムの味噌を25樽作る予定です。部員の1人は「自家製の味噌を家族みんなおいしいと言ってくれる。毎年楽しみにしている活動です」と話しました。
 味噌作りは、水につけて柔らかくした大豆を圧力鍋で炊き上げ、好みの味に合わせ豆麹、米麹、麦麹を混ぜ電動ミキサーでつぶし、塩を混ぜ合わせます。その後、空気が入らないように詰めてふた塩をします。各家庭の涼しく暗い場所で保存され、1年ほど熟成して完成します。麹の種類や量を変えることで「赤味噌」「ミックス味噌」「白味噌」ができ、支部によって作り方が異なり自分好みの味を作ることができます。
 今年の味噌作りは女性部8支部など女性組織全体で全40回行われ、約300人が参加、357樽が作られる予定です。

 

写真=協力して味噌作りをする女性部員ら