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商品のパッケージを生徒が考案/産学連携プロジェクト/JAあいち豊田

2024.03.27

 JAあいち豊田は3月26日、豊田市西町にあるJAあいち豊田本店で産学連携プロジェクト表彰式を行いました。JAあいち豊田のオリジナル商品「とよたの桃ゼリー(白桃・黄桃)・とよたの黄桃プリン」のパッケージデザイン制作において、選ばれた3人の表彰および記念品の贈呈式を行いました。受賞した3人はJAあいち豊田石川尚人代表理事組合長から受け取りました。
 これは、JAあいち豊田と学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校が昨年9月に産学連携プロジェクトを締結し、商品のパッケージデザインを通じて、JAの新たな顧客獲得と学生の資質向上を目的とするものです。学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校の総合デザイン学科ビジュアルデザインコース2年生41人が、パッケージデザインの考案と、コンセプトなどをまとめた企画書を提出し、JAあいち豊田営農生活部職員が厳選な審査を行いました。
 最高位のグッドデザイン賞を受賞したのは学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校総合デザイン学科ビジュアルデザインコースの冨田あさひさんです。普段フルーツを食べる習慣がない人が毎日食べたくなるように、おみくじがついているパッケージを考案しました。食べる前のワクワク感を家族みんなで感じるデザインになっています。受賞した冨田さんは「フルーツを食べる習慣になればと思い考えた。たくさん食べて毎日健康に過ごしてほしい」と話しました。
 石川組合長は「若い世代が考えたデザインは発想の視点がおもしろい。今後も接点をもち、長い付き合いができると嬉しい」と話しました。
 選ばれたデザインパッケージは、今後リニューアルの検討を重ねていく予定です。

 

写真=表彰を受けた専門学生