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定植前後の管理が大事/甘長ピーマン定植講習会/JAあいち豊田甘長ピーマン部会

2024.04.18

 JAあいち豊田甘長ピーマン部会は4月18日、豊田市松平志賀町にあるJA松平営農センターで定植講習会を開きました。これは、4月下旬から始まる定植作業を前に栽培初期の管理方法を学ぶことが目的です。
 この日は、部会員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員ら合わせて20人が参加しました。農業改良普及課の西山彰宏主任専門員が苗の管理方法や定植後の低温・強風対策、病害虫の防除方法など定植前後の管理方法を詳しく説明しました。西山主任専門員は「最近は天候不順が多いので、タイミングを見計らって早めにほ場の準備をしてほしい」と話しました。その後、今年定植する自根苗と青枯病対策の接木苗合わせて805本を配布しました。
 甘長ピーマン部会は新規部会員1人を含めた21人が、豊田市の中山間地域を中心に大振りで曲りの少ない「松の舞」を栽培しています。1袋150グラムと軽量で、1袋からJAへの出荷が可能なため、高齢者や女性でも取り組みやすいです。今後は部会員の畑を巡回・指導して、6月中旬から10月下旬まで約4トン出荷する予定です。

 

写真=苗を配布するJA職員