ＪＡあいち豊田は５月２７日、豊田市前林町に前林支店をグランドオープンしました。前林支店は２０２３年１２月２５日に旧堤下・駒場・町・中田支店を統合しプレオープンしていたが、駐車場の整備完了とともに今回のグランドオープンを迎えました。
　前林支店は豊田市南西部に位置し、管内地域に旧来からの組合員が多く、農業法人も立地する農業振興地域にあり、豊かな緑を残しつつ、交通の利便性向上や住環境の整備もされているのが特徴です。鉄骨造２階建てで延床面積７９１．５９平方メートルの新店舗は、応接室とローカウンターを中心に相談機能を強化したレイアウトとなっています。「世代を問わず幅広い相談に対応できる、人・農業・地域に開かれたＪＡ店舗」をコンセプトに、職員を多く配置し専門的な相談に対応できる金融店舗を目指します。
　オープニングセレモニーでは、石川尚人代表理事組合長をはじめとする役職員が出席し、マスコットキャラクターで宣伝部長のこめったくんも登場しました。石川組合長は「キャッシュレス時代でも来店してもらえる金融店舗を目指し、職員を集約して専門的な相談に対応していきたい」と話しました。雨の中、午前９時のテープカットと同時に、多くの組合員や地域利用者が来店し賑わいました。
　前林支店ではグランドオープンイベントとして、２７日から２９日の３日間は来店者へ先着で粗品のプレゼントや玄米だんご・五平餅のふるまい、ＪＡオリジナル加工品の販売をします。また、窓口で夏の定期貯金事前予約や共済契約、自動車共済の見積もりなどを行うと先着でいちごジャムをプレゼントします。イベント初日には地元保存会による木遣りの披露や地元の軽トラ市で新鮮野菜の販売も行われました。

写真＝テープカットをする同ＪＡ石川組合長（中央）