JAあいち豊田は8月27日から、JA管内の各カントリーエレベーターで集荷した2024年産米「コシヒカリ」の検査を始めました。これは出荷前に行う作業の一つで、品質を確認し、販売価格の基準となる等級を決定するために行っています。2024年産は暑さなどの天候による影響が懸念されたが順調に生育しました。
9月5日は、豊田市本新町にあるJAあいち豊田豊田カントリーエレベーターでコシヒカリ2139袋(1袋30キログラム)を検査しました。農産物検査員の資格を持つJA職員4人が無作為に選んだ米袋から玄米のサンプルをカルトンにとり、色や形、病害虫被害の有無などを一粒ずつ丁寧に確認し整粒の割合を出しました。JAあいち豊田豊田営農センターの永井和貴主幹は「高温障害は出ているが、カメムシ防除を徹底した生産者の努力で斑点米は減少している」と話しました。
JAあいち豊田管内の平坦地では「コシヒカリ」の荷受けが8月7日から始まり9月上旬まで続けられます。その後「大地の風」が9月下旬から始まります。また、中山間地では8月19日から「ミネアサヒ」の荷受けが始まり9月から本格化します。
写真=米「コシヒカリ」の品質を検査する検査員