ニューストピックス

ハクサイ順調に生育/定植後のほ場を巡回/JAあいち豊田猿投白菜部会

2024.09.13

 JAあいち豊田猿投白菜部会は9月13日、部会員の畑を巡回する栽培指導会を開きました。これは、8月下旬から定植したハクサイの生育や病害虫の有無を確認するため、毎年この時期に行っているものです。天候などの影響で生長に多少ばらつきはあるものの病害虫の被害も少なく順調に生育しています。
 この日は、JAあいち豊田営農アドバイザーと愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員ら合わせて4人が部会員のほ場10カ所をまわりました。定植後の苗の状態を確認しながら、部会員と今後の管理を話し合いました。農業改良普及課の小竹博之専門員は「昨年同様、病害虫の発生予報は平年よりやや多いとの発表がある。しっかりと防除に努めてほしい」と話した。JA猿投営農センターの杉浦悠介さんは「ほ場内で害虫を大発生させないために早めの防除をしてほしい」と呼びかけました。今後は、10月中旬に収穫直前の生育状況を確認するための巡回を行う予定です。
 猿投白菜部会は、12戸の農家が所属し、合わせて7ヘクタールで黄芯系品種のハクサイ「黄ごころ」「きらぼし」などを中心に栽培しています。厳選された品質の良いハクサイとして市場の評価も高いです。11月上旬より出荷を予定し、今年は約660トンの出荷量を見込んでいます。

写真=ハクサイの栽培管理を確認する部会員