JAあいち豊田女性部三好支部は9月17日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田三好あぐりんでみよし市立中部小学校の4年生81人に、おこしもんづくり体験と食文化や郷土料理を伝える活動にかける思いや願いについての講話を行い、みよし市の食文化を伝えました。
これは小学校から、みよし市に古くから伝わる食文化を学び、地域の人々が受け継いできたことや、人々の願いなどの理解を深めたいと依頼があり三好支部が引き受けたものです。
おこしもんづくり体験では、米粉と小麦粉の見た目や触った違いなど学び、事前に熱湯を加えてこねた米粉をさらにこね、赤色や黄色、緑色の野菜を原料とした植物由来の色粉で色付けした生地を梅や鯛などの縁起物の木型に並べて白い生地を詰め型から抜き、一人ひとつ完成させました。その後、三好支部部員が蒸しあげて児童は自分が作ったおこしもんを食べました。参加した児童は「おこしもんを初めて作った。色のバランスを考えるのが楽しかった。蒸しあがったおこしもんはもちもちしていておいしかった」と話しました。三好支部の久野ひとみさんは「みよし市の古くから伝わる食文化に興味を持ってもらえて嬉しい。大人になっても今日食べたおこしもんの味を思い出してほしい」と話しました。
三好支部は、今後も料理教室や文化教室などを通じて、自分磨きや知識向上のために女性部活動を続けていきます。
写真=おこしもんづくりを教える女性部部員